災害リスクへの対応
設備とそれぞれの役割
カーボンニュートラル・電力不足対策
電気自家発電機
前回の南海トラフ地震が発生してから80年近くが経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきており、その災害の備えとして、停電時でも72時間は生活が維持できる自家発電設備を配備いたしました。従業員のみならず近隣住民の方々の避難場所としての活用も考慮し、災害リスクへの企業責任を果たしていきます。
▼供給用途
消火ポンプユニット ・空調機 ・飲用給水ポンプユニット ・合併浄化槽 ・排水中継槽 ・スコットトランス
発電機容量 | 90kVA/72kW |
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定格出力 | 98.9kW |
燃料タンク容量 | 1,950リットル(A重油) |
地産の水力発電利用
高知工場では工場で使用する電気量の50%を県営水力発電所で発電された電気を利用しています。
川や海の水は、太陽の熱エネルギーで少しずつ蒸発して水蒸気になり、雲に変わります。そして、雨や雪になって再び地上に落ち、川や地下水として海に流れ込んでいきます。このように水は、自然界に存在する無限でかつ循環しているエネルギーです。水力発電は、この水の持つエネルギーを利用したクリーンな発電方式でCO2を排出しない地球に優しい発電です。地産地消・脱炭素経営を通じて地域社会への貢献および企業責任を果たして行きます。
水資源の活用・水枯渇対策
生活水井水貯水槽
高知工場では井水貯留槽(14㎥)を地下へ設置しています。平常時では緑地の散水などに活用し、災害などによる断水時にはトイレの水洗など生活用水として使用を想定し、もしもの時(いざという時)のために備えています。
計画水量:14㎥